世界で最も権威あるファッション誌のひとつである「ヴォーグ」が痩せすぎのモデルや16歳以下のモデルを起用しない方針を打ち出しました。
痩せすぎモデルの話はそもそも、
2006年にアナ・カロリナ・レストンというブラジル人モデルが拒食症で死亡したことに端を発し、
スペインやイタリアで若年層への誤った身体印象の植えつけを防ぐため
BMI18未満のモデルがショーに出ることを禁止するなど、
モデルの体重についての議論が激しく行われたところから話が始まっているのですが、
にしてはヴォーグの新方針は何故今?という感じがしないでもありません。
しかし世界のファッションに多大なる影響を与える雑誌として、痩せすぎモデルだけでなく
痩せることが身体により大きな負担を与えるであろう若年層のモデルを
採用しない方針にした、ということで
下火になった「痩せすぎ」への警鐘をもう一度鳴らそう、という意図かもしれません。
(ということは、今またものすごい勢いで「痩せすぎ礼賛」が行われていることの裏返しなのかも?)
ダイエットの王道は「バランスよく食べ、たくさん動く」ことだと思います。
しかしモデルの世界では、痩身を維持するために、食後吐くなどの行為が
日常的に行われていると聞いたことがあります。
バランスよい食事なんて、取るべくもないですね。
こういう体に若者たちが憧れを持つという一面が、食の崩壊を増長させているのかもしれません。
痩せていたい人々に絶大な支持を集めている(かもしれない)カロリーゼロ飲料にも、
恐ろしい落とし穴があった、という話もあります。
なんと、1日2本以上のカロリーゼロ飲料を飲んでいる人は
飲んでいない人に比べてウエストサイズが6倍も増えたというのです!
人工甘味料に使われている特定のアミノ酸がインスリンを分泌させるため、
カロリーゼロでありながら脂肪の蓄積をうながす、という仮説があるのだそうで、
何にしろこういう人工的に操作されている食べ物には注意したほうがよさそうです。
ところで女性の美の追求という話題で、もうひとつはずせないのは「美肌」。
これについての興味深い記事をひとつご紹介します。
韓流スターの美しい白い肌は、キムチから日常的に摂取する乳酸菌で腸内環境を整え、
体を内側から綺麗にすることによって出来上がっているらしいという内容です。
ほかにもキムチの秘密について女性陣には大変参考になる話が様々載せられています。興味のある方は、是非下記リンクの記事をご一読ください。
これを読むと、思わずキムチを買いに走らずにはいられません!
無理に痩せることは体を壊しかねないし、たくさん食べて綺麗になる「キムチ女子」のほうが
心身ともに健康的で美しく見えるな、と個人的には思いました。
農が注目されればされるほど、本当に美味しい野菜が市場に出回る機会も増えるので、
結果的に内側から綺麗になる人を増やすと個人的には思います。
そもそも美味しい野菜食品をたくさん食べると、体もスリムになりますしね。
女子の皆さんは、どうお考えになるかな?
– 「痩せすぎモデルを起用しません・雑誌ヴォーグの新方針」asahi.com
– 「キムチを食べると美肌になるのはなぜか?」President Online
– 間違いだらけのダイエット・カロリーゼロでデブになった米国テキサス大学の研究結果」現代ビジネス
RSS feed for comments on this post. / TrackBack URI