毎日毎日暑いですね。
ちょっと秋の気配かな?と思うこともありますが、まだまだお盆前。先は長いです。
毎年夏のこの時期になると、テレビでは「異常気象」「猛暑日」「熱中症」などの文字が踊り、
皆そこで思うのが、「地球温暖化」という言葉です。
二酸化炭素のせいで地球全体の温度が上がっており、それが昨今の夏の異常高温や様々な環境破壊を引き起こしている。
それがいまや、私達にとっての常識であり、
世界はこの問題を前提にして動いています。
とはいえ、科学の世界では、温暖化の原因は二酸化炭素ではないとする説、
そもそも温暖化自体を否定する説があるのも事実です。
そんななか、私はこんな中吊りを発見しました。
埼玉県立川の博物館による「今だって氷河時代」という展示の広告です。
で、早速行って来ました。
その内容は、こんなものでした。
何百万年という大きな時間の流れからいうと、今は紛れもなく氷河期。
氷河期とはずっと寒いわけではなく、比較的暖かい時期と冷たい時期を繰り返す気候変動の時期なのだそうです。
現在、地球平均気温が上がっていることも、いろんな要因が考えられ
一概に二酸化炭素による地球温暖化が原因とはいえないのではないか、
大きな時間の流れでは、これからは「氷期」に入っていくのではないか、という話でした。
過去には日本が今よりすごく暖かかった時代があって、
熱帯~亜熱帯にしか生息していないワニの化石が日本でも発見されているという展示もありました。
暑い暑い!と思いながら、「この暑さってどこから来てるんだろう?」と思いを巡らすと、
思ってもみないような知的な冒険ができるかもしれませんよ。
アグリキュレーターとしては、いつでもそういう知的なアンテナを張り巡らせ、
既成概念を疑問に思う姿勢を崩さずにいたです。
たとえどんなに夏バテしていても…!
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