最近バナナが安くなってきたことに、気がついていましたか?
東京テレビ「モーニングサテライト」で、バナナの付加価値についての特集が放送されました。
番組によると、バナナはほかの果物に比べると価格が安定しているそうなのですが、
現在バナナ生産国であるフィリピンと中国が領土問題で衝突しており、
検閲が強化されたため中国に輸出できなかったバナナが、
安く日本に出まわっているそうなのです。
(にしても、中国はいろんなところで領土問題を抱えていて大変ですね!)
しかし、値段が安くなる一方ではありません。
日本市場には30種類ものバナナが出まわっており、その数は世界一とのことで、
現在も味にうるさい消費者のニーズに応えて、様々な付加価値をつけたバナナが開発されているようです。
その詳細は番組の動画に譲るとして、私が気になったのはバナナ販売大手のDole。
このニュースでも市場の動向を紹介していたのはDoleの社員でしたが、
バナナ事業は伊藤忠商事に売却する話があったはずです。
当時の報道を見なおしてみると、
「需要が不安定で価格低下が業績を圧迫しているバナナ事業」と書いてあります。
価格安定の優等生と番組では紹介されていましたが、こういう一面もあったのですね。
そこからDoleは商品開発などの努力をして、今に至るわけです。
売却は合意したことになっていましたが、11月の株主総会でひっくり返るかも、なんて話もあるようです。
どうなることやら?
そういえば、前にこのブログで、東京駅にあったDoleのバナナ自販機の話を書きましたが、
あれどうなったんだろう?
定点観測するといいながらちょっと見逃していました。
あの自販機にあったバナナって、こんなにバラエティに富んだ品ぞろえだったっけ?
やっぱり、近々東京駅へ足を運んでみることとします。
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