米国産小麦は遺伝子を組み替えられているのかどうか?
このことについて、色々と情報が錯綜しています。
CBSニュースで「WHEAT BERRY」という本の著者にインタビューした内容のなかでは、という限定つきでまとめられた記事を紹介すると、
現在アメリカで生産されている小麦のほとんどが1960年~70年代に遺伝子組み換えによって作られた種で、
グリアジンというアヘンのような作用をもたらすタンパク質を生成する遺伝子が組み込まれているとのこと。
このせいで食欲が増進し、遺伝子組み換えでない小麦を食べた時に比べて、一日440キロカロリーほど多く摂取するそうなのです。
そしてこの遺伝子組み換え小麦が出回りだした1960年代から糖尿病患者も増加傾向になり、
現在アメリカでは糖尿病治療に費やされる医療費が日本円にして8兆円にも上っているのだとか。
さらに、グリアジンは様々なアレルギーを引き起こすとの説もあるそうです。
これが本当だとしたら、恐ろしい話です。
しかし政府関係者から、米国人の主食である小麦には遺伝子組み換えを許可しないという話を聞いた人もおり、
どの情報が本当なのかは、今の段階では判断できません。
ただ、メキシコ人の主食であるタコスの原料になるトウモロコシの遺伝子組み換えはOKで、
よその国のことになると急に態度が変わるんだな、と驚きました。
この事実を考えると、やっぱり危ない感じもつきまといます。
つい最近、マクドナルドの人気メニュー「グラコロバーガー」がほぼ小麦だけで出来ていることが話題になったばかりですが、
そうでなくてもすでに日本はアメリカから大量の小麦を輸入し、
食生活も米から小麦へと比重がシフトしていっています。
その小麦、果たして安全なのでしょうか??
– 世界ニュースの裏「アメリカの肥満大国は小麦のせい?−遺伝子組み換え小麦とTPPの危険性」
– NAVERまとめ「グラコロの正体が小麦粉だと知ってしまった人たち」
RSS feed for comments on this post. / TrackBack URI