ちょっと久しぶりの「Pouch」ネタから、内食お助けグッズ関連の記事を見つけたのでご紹介します。
アメリカの台所には、◯◯メーカーっていうのが多いっていうんです。
それで、米のAmazon.comでそういうのを探してみたところ、面白い機械が続々出てきたと。
日米◯◯メーカー比較なんてことをやってたのも面白い!
どんなメーカーがあるかは、是非記事を見てみてください。
こういうのを見ると、アメリカでは内食が多いのかな?と思いますが、
一方で、アメリカ人は冷凍食品を買い込んで電子レンジでチンして食べるようなイメージも。
TV dinner なんて言われるものですが、テレビみながら冷凍弁当みたいなのを食べる感じです。
女性が社会進出をすると内食が減る方向でもあるのに、
面倒くさがりなアメリカ人が、ホットサンドやドーナツなど、手のかかるものを家で作るということが意外に感じられました。
実はアメリカには、中食の傾向について、日本にはない新しい方向が出てきているらしいのです。
アメリカでは最近「中食」を指す言葉として
home meal replacement とか、
assembly cooking なんて言葉が出てきているそうです。
ニュアンス的には「組み立てキット料理」といった感じなんでしょうけど、
最近では、さらに進んだ
meal preparation
meal assembly kitchen といわれる、「中食」と「内食」の間みたいなものが
登場しているということ。
それについて見つけた記事から説明を抜粋すると…
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まず、その会社のウェブサイトにアクセスします。
「店舗を選んでください」
と言われるので、自分に都合のよい場所にある店を選び、クリックします。
「メニューを選んでください」
といわれるので、お好みのメニューを選びます。
「日時を選んでください」
といわれるので、都合のよい日時を選んでクリックします。
申込完了。
インターネットでの操作はここまで。
選んだ日時に合わせて選んだ店舗に出かけます。
そこはキッチンになっており、食材がきちんと並べられています。
インストラクターがあなたを待っています。
あなたはインストラクターの指導にしたがってそこで料理を作ります。
ウェブサイトで選択したメニューを作るわけです。
「あとは家でちょっと焼くだけ」「さっと温めるだけ」の状態まで作り、自宅に持ち帰ります。
「来店客」はあなただけでなく複数いますので、みんなでワイワイ作ります。
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私はこれを読んだとき、驚きました。
だって、わざわざ店に寄って作るのに、家に帰ってもまだ焼いたりするわけです。
作るときは他にお客もいるので、ワイワイしながら作ると。
こんな感じだと店にいる時間は1時間を超えそうですので、
仕事をしている人が日常的に使う場合、
家でまた簡単にでも調理して出すとなると、夕飯を出す時間を考えれば、残業はできそうにありません。
でも、実はこの料理、冷蔵庫や冷凍庫で保存しておいて、一ヶ月ぐらい保存しておくものなのだそう。
Bulk cooking (まとめて調理) とか Once a month cookingなんて風にも呼ばれるとか。
いわゆる中食に比べてコストも安く、手作りで台所も汚さずメニューもバラエティに富んでいるので
シングルペアレントや共働き家庭に人気なのだとか。
なるほど、合理的です。
日本では中食というと、料理の栄養価を犠牲にしますが、アメリカではそこを大切にする業態が生まれているということでしょうか。
日本にもヨシケイなどもっと手がかかるものはありますが、このくらい手軽だとけっこう人気が出そうな気がしますね。
こんな事情を考えたら、家で◯◯メーカーを買って作る手間をかけるのも頷けます。
少なくとも、家で手間をかけて作ろうという意識は日本よりも強いのかもしれないです。
こういう意識がより強くなれば、遺伝子組み換え食物に対する意識も変わってくるのかも??
– Pouch!「お国柄のち外がココに!米アマゾンにみる「◯◯メーカー」の充実ぶりにグッときたーっ」
– myfood.jp「アメリカ食通信Vol.7「中食」と「内食」のはざま」
– wiseGEEK「What Is Meal Assembly?」
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