おなじみ、面白くておしゃれな食の情報が満載の「Pouch」から、なんと土を食べるフルコースの話題。
土の味がする野菜ではなく、土そのものを本当に食べてしまう料理なんです。
一瞬耳を疑いますが、本当の本当に、土を食べてしまうんです。
五反田にあるフレンチの有名店「ヌキテパ」で、田辺年男シェフによって作られた
コース料理の内容と味はPouchの記事を直接読んでいただくとして、
その斬新すぎる発想に脱帽してしまいました!
食べられるということは、土の高い安全性を端的に表せるわけで、
考えようによっては、これ以上「贅沢な食べもの」もないわけです。
オーナーシェフの田辺年男さんは、地場の海産物(神奈川県三崎)や無農薬野菜にこだわった料理を提供していて、
あの「料理の鉄人」でもすでに土を使ったソースを披露したことがあるそう。
他にも、ソロモン流に登場するなど、メディアの注目を集める人でもあります。
こういう形で食の豊かさ、安全性を表現するのは、本当に面白い試みだと思います。
記事によると全く土臭くさくない料理で、しかもすごく美味しい野菜も出てくるようなので、
こんなふうに野菜と土を一緒に食べると本当に豊かな気持ちになれるでしょうね。
お店の名前のヌキテパ(Ne quittez pas)は、シェフによると「Please don’t leave」という気持ちを
表したものだそう。上質な土は文字通り、そんな気持ちにさせてくれるのかもしれません。
しかしこの話で最も印象深かったのは、
土のフルコースも去ることながら、その土を提供したプロトリーフという企業のことです。
農業は土づくりからといいますが、食べられる土を作るというのは究極の農業かもしれない。
去年見た「種まく旅人 みのりの茶」という映画の冒頭シーンで、主演の陣内孝則さんが
畑の土を食べるシーンが出てきたのを思い出しました。
そのまま食べられる土というのは、究極の農産物かもしれないです。
私も機会を作って、是非味わってみたいと思います。
– 本物の土を使ったフレンチのフルコースが衝撃的!健康的な土は食べても美味しい
– 食べられる土を提供した会社「PROTOLEAF」
– 東京・五反田「ヌキテパ」
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